「よさこいやってる人って楽しそうにしてるけど、何が楽しいの?」
「練習がきつそうだけど、ついていけるのかな…」
そんな心配している皆さん!
安心してください。
僕は
「よさこいしたい」「踊りたい」
というより、
「今までと違うことをしてみたい」
「新しい交友関係を作りたい(女の子と仲良くなりたい…)」
といった動機から始めた人です。
そんな僕が感じた
『よさこいに夢中になった理由』
を伝えていこうと思います。
1、今までの能力は関係ないところ
例えば、高校からいきなり野球を始めた人が、レギュラーになることは困難ですよね。
でもよさこいでは、小さい頃からずっとやっていた人はごくわずかです。
よさこいは男女年齢関係なく誰でも参加できます。
たとえ、150kmの豪速球がなげれなくても、
スポーツでレギュラーにならなかった人でも(←僕がこれです!)、
かっこいい人でも、
短足胴長でも、
運動したことない運動音痴でも
大丈夫!
速く走れなくても、キレイなフォームで走れたらいいんです。
それならできそうですよね?
踊りはやればやるほどうまくなるので大丈夫。
僕も高校まで野球しかしてない人で、踊りはど素人。覚えもいい方ではなかったですが、大学でよさこいをはじめたという1年上の元バスケ部の先輩や高校は帰宅部だった女性の先輩がかっこよく踊っている姿を見たり、直接踊りを教えてもらえたりしたので、ど素人の僕でも2ヶ月くらい練習で、振付を覚えることができ、踊り初心者の同期全員がお祭りに参加できるようになりました。
個人の踊りだと、正直プレッシャーが大きく、不安しかないと思いますが、うまくいかなくても周りに助けてくれる仲間がいて一緒に頑張れる。演舞中も一人ではなくみんながいる。この安心感も魅力の1つです。
メンバーには沢山の境遇の人がいます。
例えばパワフルな踊りをする地域チームの人で、
「子供が参加していたので自分も50代になってからよさこいを始めました!」
という人もいて、そういった話とか聞くと、
才能はいらないんだなって思います。
つまり、『よさこいをやってみよう』その気持ちがあればいいと思います。
2、感動する
よさこいは見ている人に感動を与えられます。
チーム全員で全力で踊る姿に見ている方は
感動して笑顔になって、大きな拍手をしてくれます。
いままで、大きな声援をもらったことといえば、運動会しか思い出せない(しかも自分じゃなくて、周りの人かもしれないよね…)僕は、
純粋にチームに、そしてその中にいる自分に対して100%の拍手をもらうと、
「自分達はこんなに人に受け入れてもらえるんだ!」
と自分の行動で喜んでもらえるととてうれしいです。
このうれしさは、一度味わうと病みつきになります。
終わった後に見てくれた人に「よかったよ」「また踊りに来てね」など言ってもらえると、
「自分たちの演舞が誰かを笑顔に、元気になってもらえる!」
と感じられます。こんな体験なかなか味わえないですよね?
また、踊り終わった後にも続く一体感と、みんなの「楽しかった」という表情を見ると
「本当にやっててよかった!」
とこっちも笑顔になりますし、思いが溢れて涙したこともあります。
仲間と一緒に頑張っていくことはなかなか得られないので、
打ち上げでのお酒が美味しくなります。
また、ほかのチームのいい踊りを見るとこっちも感動でき、『また踊りたい!』といった次のモチベーションになります。
3、今までとは違う自分になれること。
普段はクールで遠慮しがち(自称)な僕ですが、よさこいをやるときは、明るく笑顔な自分になります。
いわば、『サイヤ人がスーパーサイヤ人になると好戦的になる』のと同じです。
普段大人しい孫悟飯が、スーパーサイヤ人になると、セルをいたぶってしまうのと同じです!
同じ自分でも意識や状態が変わればどうにでも変われます。
楽しい環境に行けば自分も自然と楽しくなるんだと思いました。
今の自分がそうでなくても、よさこいを通して、明るく楽しくを演じることで、自然と理想に近づき、普段の生活でも明るくなれたと思います。
中高の友達から、
「なんか明るくなったね。」
とかも言われるようになりました。
そしてなんといっても
「最高の仲間に出会えること」
自分にとって、これはほかの何よりも得難い大切なものです。
いいものを一緒に作るために、お互い励まし合い、時にはぶつかったりもしますが、
お互いよさこいが好きになり、いいものを作ろうと本気でやるからこそ信頼できる仲間ができます。
「いつになっても会いたい。素の自分でいられる仲間がいてくれる。」
人生において大切なのは何より仲間だと僕は思います。そんな仲間ができるようになった、よさこいには感謝しかないです。
まとめ
僕がよさこいをはじめたきっかけは
ほんと些細な『何か始めてみたい』『今までと違うことをやってみたい』という思いで始めました。
ただそんな些細な思いで行動した結果、踊りが上手くなった。
だけではなく、
よさこいを通してたくさんの仲間や感動が得られました。
これは僕の中の宝物です。
これが読んでくださった方の何かきっかけになれば幸いです。
・男女年齢関係なく参加でき、最高の仲間が出来たこと
・感動できること
・自己成長出来たこと