「YOSAKOIソーラン祭りに参加しようと思うんだけど、手続きは何が必要なの?費用は?」
「少人数のチームなんだけど参加していいのかな?」
初めての参加や、代替わりしたチームの方はYOSAKOIソーラン祭りに参加するにあたって、とても心配なことが多いと思います。
僕自身もそうでした。学生チームでは代替わりしての参加だったり、
地域チームでは、チームとして初参加してきました。
どちらも経験してきた僕の経験を踏まえて、
YOSAKOIソーラン祭りの参加条件、審査について、費用などを話していこうと思います。
YOSAKOIソーラン祭りの参加条件
YOSAKOIソーラン祭りに参加するにはいくつかの条件があります。
1、鳴子を手に持って踊ること
2、曲に「ソーラン節」のフレーズが入っていること
まず曲調と振付が条件を満たしているかを確認が必要になります。
そもそもYOSAKOIソーランなのでこの2つは必須です。これがなければ、ただの踊りになっちゃいます。
つまり、バットとグローブがないと野球じゃないのと同じで、
鳴子とソーラン節がないのはYOSAKOIソーランではないので、気をつけましょう。
ちなみに万が一、ソーラン節が曲に入ってなくても、踊りながらソーラン節を歌えばオッケーみたいです。
「ヤーレンソーランソーラン…」のやつです。
まずは『YOSAKOIソーラン』で参加しましょう!
3、参加人数は1チームで150人以内。
これは口上、踊り子、旗などステージ上に参加する人の人数になります。
ステージに上がらないサポートスタッフはカウントされません。
上限は決まっていますが、何人以上という制限はないみたいなので、少人数での参加も可能です!
ちなみに所属していた地域チームは少数精鋭だったので、20人くらいで参加したこともあります。
4、1回の演舞時間は4分30秒に収めること。
これは会場のスケジュール管理のために決められています。
メインステージの『西8丁目ステージ』は参加チーム全てが演舞することになります。つまり2日間で200チーム踊るためを考えると時間厳守になります。
この4分30秒は、運営のスタートの合図から今日の終わりまでになります。
なので「前口上」と「準備」も入っています。
例えば曲が4分30秒あると、チーム説明もなく、ステージに誰もいないとこから始まることになってしまいます。
なので多くのチームは4分以内の曲が多いです。
YOSAKOIソーラン祭りの参加の流れ
お祭り本番までの大まかな流れを説明していきます。
YOSAKOIソーラン祭りはいつから参加募集しているのか?
ですが、
前年の12月から2月末までに公式ホームページにて参加申込が必要になります。
つまり、2月までにチームとしての参加を決めないといけません。
特に少人数のチームだと、1人の参加不参加が大きく影響することを2月までに一定数の参加見込みが立たないと難しいです。
社会人であれば、仕事の兼ね合い。
学生チームでは、新入生の参加するかどうか。
がポイントになってきます。
特に、学生チームでは、新入生は4月に入って、たった2ヶ月で踊り覚えて、フォーメーション覚えて、いきなり北海道で年に1度の大イベントに参加するという状況になります。
なので何人入ってくれるか、かつ参加するかどうかわからないままの参加申込になります。
まだよさこいの面白さがわからない状態で参加する1年目の新入生と、
もう一度あの感動を!とはりきっている2年目の先輩との、
モチベーションの温度差がめちゃくちゃ激しい中の練習になるので、なぜそのイベントに参加するのか?参加すると何が得られるのか?といった話も必要になります。
高知蔵出し #華舞鬼蜂 @hanamai_onibach #よさこい #撮った記憶なくてHDDに埋もれてた汗 pic.twitter.com/h7US4bYCp5
— わたけん (@wataken17) February 3, 2020
YOSAKOIソーラン祭りでは
審査区分が3つあります。
「本祭審査」
「Uー40大会」
「ジュニア大会」
40人以下のチームであれば「Uー40大会」に参加できるので、その旨も2月末までに決める必要があります。
ちなみに「本祭審査」と「Uー40大会」の両方の参加、あるいはどちらか一方も可能です。
これは「ジュニア大会」も同様です。
参加登録が終わると、
審査のブロック抽選が4月の初旬に「参加ガイダンス」で行われます。
高校の部活の大会組み合わせみたいな感じで抽選でブロックと、土日の演舞時間、会場が決まっていきます。
これに関しては、神のみぞ知る。です。
…抽選に行った人のことを悪くいうことのないようにお願いします。
ここで事前に取り組みは終了です。
「参加ガイダンス」で会場情報が決まるので、フォーメーションの作成がここから決めていく形になります。
事前に参加人数がある程度決まっている地域チームではいいですが、
新入生も参加する学生チームでは、新入生の参加人数、踊りスキルやフォーメーションの理解の速さなどを考えてフォーメーションを作らないといけないので、フォーメーション作りは試行錯誤の連続で、問題が起きれば、徹夜で修正です。
いわば、高校の文化祭で、劇をやるのに、2日前に1人役者が怪我で出れなくなって、いきなり代役を任されてような感じです。
あるいは小学校の体育で、
「明日逆上がりのテストするから、できない人は頑張ってね!」
と、今まで言われてなかったのに、急にテストを行うようなハードさを感じ得ない状況です。
…ちなみに会場はステージとパレード形式、ステージの規模によってフォーメーションは変わるので大体3、4個くらいフォーメーションを覚えないといけないです。
作る方も、覚える方もハードな感じになります。
学生チームはそんな状況を乗り越えてYOSAKOIソーラン祭りを迎えます。
YOSAKOIソーラン祭りにかかる費用は?
YOSAKOIソーラン祭りに参加する場合は費用がかかります。
審査に参加する場合は、
道内チームは150,000円
初参加、道外チームは100,000円
になります。
北海道外の都府県参加チームは少し安くなってます。
また、スポンサーがあるチームは250,000円。
ジュニアチームは無料になっています。
さらに本祭審査に参加するチームは、地方車が必要になります。
これをレンタルする場合、180,000円かかります。
つまり、本祭審査出るには
最低280,000円はかかる計算になります。
これは2月末までに振込が必要になります。
※2020年現在です
それにプラスで道外チームは、
交通費、宿泊費がかかってきます。
…なかなか費用がかかってきますね。
ただ、それだけの費用がかかっても出る価値はある。と思います。
まとめ
前年の12月〜本年の2月末までに公式ホームページにて参加登録、および参加費等の振込が必要。
チームとしては、曲にソーラン節が入っており、鳴子を持って踊ること。
参加者は150人以内で、4分30秒以内の演舞であること。
費用は参加費が100,000〜150,000円。さらに本祭審査出るには、地方車レンタル代180,000円かかる。
時間もお金も体力も使うイベントですが、
参加すると今まで体験したことのない声援や光景に感動すること間違いなしです!
これを是非体験してみてください!